不織布マスクと布マスクの違いを解説!効果は?どう選ぶ?

不織布マスク 布マスク
素材 軽くて薄い不織布 綿、絹などのガーゼを重ねたものが主流
価格 1枚あたりは安い 1枚あたりは不織布の3、4倍ほど
経済性 基本的に1回限りの使い捨てで使う。毛羽立ちやすい 洗って再利用できる、自作も可能
フィルター機能 ウイルス、PM2.5など細かな粒子を防ぐ 花粉などは防げるが細かな粒子まで防げない
付け心地 繊維が固いので肌に合わなかったり、湿気で蒸れやすい 肌ざわりが良く通気性が良いので息苦しくない
仕様の目安 医療機関受診、人ごみの多い場所・仕事で 日常の飛沫防止、買い物などちょっとした外出向き

不織布マスクの効果とメリット・デメリット

不織布マスクは、口を覆うフィルタ部分が布で織っていない不織布で出来ているものを指します。市販されているマスクのほとんどは不織布で出来ているものです。

不織布とは、布と異なって繊維を織らずに熱的または機械的化学的な作用によって接着させることにより薄いシート状にしたものになります。

最近のマスクの多くはこの不織布でできたものが中心となっています。理由としては複数の原料を組み合わせることができたり、また厚みや隙間など自由に調整することができるほか、織るという工程が必要でなくなるため大量生産に向いておりマスク1枚あたりの値段を安くすることができます。

使用する側のメリットとしては、安価に製造されるため値段が安いという点で、また規格に則って作られたものであれば、より高度に組み合わせて作られた不織布によって、布では防ぐことができないような、より微細な粒子を防ぐことができるという点が挙げられます。

不織布マスクのデメリット

不織布マスクと布マスクの違いのデメリットとしては、織った布とは異なり耐久性で劣るほか、繊維同士が複雑に絡み合っているため、一度付着したものを取り除くことができません。このため安価なものであってもより高度な医療用のものでも使い捨てで使用するのが原則となります。

不織布マスクと布マスクの違いとしては、不織布は使い捨てが前提であることで、また高度に管理され製造されたものは優れた能力を発揮しますが、安価に製造されたものでは粒子を取り除く能力がそれほど十分ではないものもあります。

ベースとなっている不織布の性能に左右されますので性能はバラバラです。

  • 「全国マスク工業会」のマーク入りの物を確認して買う
  • 目的に合ったフィルター機能を確認して買う

不織布マスクのすべてが同一の性能を持っているわけではありませんので、目安となる規格や、信頼できるメーカー製のものかを確認して購入するようにします。

布マスクの効果とメリット・デメリット

布マスクは、不織布が登場する以前から使われているもので、織った布を使って口を覆うためのものになります。一般的には綿ガーゼが使われていますが、それ以外の生地を用いたマスクもあります。

布マスクは使われる生地によって変わってきますが、不織布マスクと比べると空気中の粒子を取り除く能力が弱いという点がデメリットです

布を縫製して作るため、接着剤を使って生産される不織布マスクと異なり大量生産するのに手間がかかるため1枚あたりの値段が高いものです。

ただし、ガーゼなど布で出来ているため耐久力は高く、不織布と違って洗って再利用することが出来るのが大きなメリットになります。

不織布マスクと布マスクの違いで機能面として見れば、布マスクは粒子を取り除くといった点で不織布マスクに劣るものですが、ガーゼで出来ているため高い保湿性や保温性があり、また吸湿性があるためマスク内の湿気による不快感が不織布マスクよりも低く装着時の不快感が小さいものです。

保湿性や保温性のメリットによって、睡眠時やエアコンの効いた部屋で使用する場合に乾燥から喉を守ってくれるという点でも布マスクは役立ちます。

不織布マスクと布マスクの違いとしては、布マスクは布で出来ているので保温性や保湿性に優れているという点で、何度か洗って再利用することができます。

不織布マスクと布マスクの使い分けで効率よく

不織布マスクと布マスクの違いとしては、より高度なマスクを求めるのであれば医療用マスクとして使われる不織布マスクが選択肢になります。

また製造工程が少ないため安価に製造することができ、市販されているもののほとんどが不織布マスクですから、マスクといえば不織布製のものを選ぶことになります。一方で、布マスクは吸湿性や保温性に優れるため喉に与える影響が少ないものです。

花粉症といった粒子が鼻腔に入り込むといった場合には、完璧に花粉が入らないようにする必要がありますが、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスといった場合には安価な不織布マスクでも完全に防ぎ切ることができません。ただし不織布でも布でもマスクをすることは感染を防ぐという効果が期待できます。

日常の飛沫防止用と、感染リスクが高い場所用で使い分けると経済的

ウイルスは飛沫により他人に感染していくもので、マスクを着用することで浮遊する飛沫を体内に入り込むことを防ぐことができますし、くしゃみや咳などによって周囲に飛沫が放出されるのを防ぐことができます。

不織布マスクは使い捨てが原則ですから、再利用をすることは好ましいものではありませんし、使っていると装着感が悪くなっていきます。一方で布マスクは再利用が可能ですし、ハンカチなどの布を使って作ることも可能です。

より高度な予防という点であれば医療用マスクを用いる必要がありますが、エチケットとして予防に協力する場合には、不織布であっても布であってもマスクを着用することが大切になります。