最近ではマスクに様々な機能を持たせた物が売られていますが、保湿マスクもその一つで人気を集めています。
ただ保湿マスクにはどのような種類があるのか、良く分からないという意見があります。
さらに外出時にウイルスや花粉対策にも使えるのか、保湿効果の他にどんな効果を持っているのかなど、疑問を持つ人も多いでしょう。
そこで保湿マスクの種類や対策できる効果について調べたので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
保湿マスクの種類や用途
保湿マスクには様々な種類があり、用途や使いやすさによって自分で選ぶことができます。どんなタイプがあるのか紹介します。
保湿シート入れ替えタイプ
保湿マスクの中でもポピュラーなのが、保湿シートマスクです。
専用の保水液に浸されたシートが付属しており、マスクにセットするだけで保湿マスクとして使えるのが魅力です。
マスクの方は不織布タイプのサージカルマスクが多く、1回使用して終わる使い切りタイプがほとんどです。1枚当たりの値段がやや高いのがデメリットです。
何回も洗って使える保湿マスク
繰り返し使える保湿マスクは、綿やガーゼでできており、自分でシートを濡らして保湿を行うタイプの物があります。
他にも繊維にヒアルロン酸を配合しているマスクや、肌触りの良いシルク生地を使い、濡らさなくても素材そのもので保湿を促すタイプも人気です。1枚あたり1500円程度しますが、何回も使うことで使い捨てよりも結果的にリーズナブルに使用できます。
毎日保湿マスクを使いたい、という人におススメのマスクです。
保湿マスクにはどんな効果が期待できるの?
保湿マスクは大きく分けて使い捨てと、繰り返し使えるタイプがあることが分かりました。
さらに様々な用途別に効果をもたらしたマスクがあるので、目的に合ったマスクを選んでください。
美肌や肌の乾燥防止
エアコンの利いた飛行機などでお肌が乾燥するのが嫌だ、という女性は多いですね。
そういった方におすすめなのが、コラーゲンやヒアルロン酸の美容液が配合された保湿マスクです。肌だけでなく、喉や口元もきちんと保湿してくれます。
花粉症や風邪予防
保湿という基本的な効果の他に、花粉や埃、ウイルスをブロックする機能が付属しているタイプがあります。こちらは花粉症予防や、喉や鼻が乾燥することでウイルスが付着しやすい状況を防ぎ、風邪予防として使うことができます。
花粉症専用ですと、ミント配合で鼻詰まりの不快感を取り除く効果が期待できるものもあります。
就寝用
夜寝ている間の喉の乾燥が気になる時に使えるのが、就寝専用のマスクです。息がしやすく、耳が痛くならないようにゴムが幅広になったタイプが多いです。
他にもホットタイプの保湿マスクがあり、冬場で鼻の奥が痛い時や、風邪をひいていて冷たいマスクを使いたくない、という時に便利なマスクです。
外の埃やウイルスなども対策できる?
保湿マスクで気になるのが外出時の対策にも使えるのか、という部分でしょう。結論から言うと対策は可能ですが、品質基準についてきちんとチェックを行う事が大事です。また使いやすさや機能をしっかり確認するのがポイントです。
品質基準をチェック
マスクにはNやBFEといった指標があります。Nは0.3μmの大きさの粒子を何%ブロックするのか、BFEは細菌をどれだけブロックすることができるかの指標です。
例えばN95とあれば、0.3μmの粒子を95%ブロックしますよ、という指標です。BFEも数字が高いほど除去性能が上がるので、気になる人はできるだけ高性能タイプを選ぶと良いでしょう。
また保湿マスクの中にはUVカット機能が付いているタイプもあるので、紫外線が気になる方はUVカット付きを選ぶと肌を守ることができます。
外出先でも使いやすいタイプを
例えば自分でシートを濡らして使うタイプを外出先で使用すると、使う時に水が使える場所を探さないといけなくなります。手間がかかり、効率が悪いので外出先でもさっと使える保湿液が付いたタイプがおすすめです。
また外出先で長時間つけたい場合は、保湿効果が長く保てるものを購入しておきましょう。
保湿マスクは喉や鼻を潤すタイプの物をはじめ、肌が乾燥するのを守る効果を持つものまでたくさん種類があります。そのため用途や状況にあった保湿マスクを選ぶことが大切です。
例えば日中用の保湿マスクを就寝のためにつかうと、息苦しさや耳が痛いといった不便を感じることもあります。
また日中に外で使いたい場合は、ウイルスや花粉などをブロックするタイプがどうか、またサイズが自分に合うかを確認することをおすすめします。
シートを別で入れるタイプの物は使いまわしをせずに、1回使った後は廃棄しましょう。保湿シートの違和感が嫌いな人は、洗って使えるタイプを使用すると快適に使えます。
マスクは毎日使う物なので、自分の好みに合うタイプを選ぶのがポイントです。